ガス燈に関するQ&A


ガス燈は何故輝くのか?
 ガスを燃焼させると、炎がマントル(特殊な布に発光液を含浸させたもの)に当たって化学反応を起こし、白熱光を発するのです。
 マントルは上向型と下向型とがありますが、上向型は製造上の制約が多い為、供給の安定を考慮して当社では下向型(ヨーロッパタイプ)を主力としています。  
ガスの消費量(維持費)は?
  1灯(マントル1)式  約   400kcal/h
  2灯(マントル2)式  約   700kcal/h
  3灯(マントル3)式  約 1000kcal/h
 ガス料金は、(マントル数当たりのkcal/h) (供給されているガスのkcal/m )×(m 当たりのガス料金)で算出できます。詳細はお問い合わせ下さい。
ガス燈の明るさは?
 マントルは1灯につき、白熱電球換算で25〜30ワットになります。 マントルが多くなるに従い、また灯具の頭数を増やすに従って、燈全体の輝度が大きくなります。
マントルの耐久度は?
 使用状況にもよりますが、破れたものや輝度の落ちたものは、6ヶ月〜1年で交換してください。(価格はお問合せください)  
ガスの種類は?
 都市ガス、LPGいずれも使用出来ます。ガス質を転換する場合は、 ノズルを交換し、ダンパを調整することが必要ですが、この作業は簡単に出来ます。またガスでなく電気で使用することも可能です。
ガス燈の種類は?
 街燈からシャンデリアまで、様々な製品があります。標準仕様のほか、ご希望、用途などにより、特注品の設計製造もしており、復元加工も可能です。
デザインもいろいろなものが出来ますのでご相談ください。
ガス燈を設置する場合に必要な基本条件は?
(1)  ガスの配管があること、または配管工事ができる場所。
(2)  ガス燈内装置(安全装置・自動点火装置)はAC100V電源を使用します。(手動点火及び電池点火の場合は不要)
工事費は?
(1)  本体価格のほか、当社施工費として建柱費、点灯調整費、輸送費を申し受けます。(点滅タイマー及び光センサー部品はオプションです)
 本体価格は当社までお問い合わせ下さい。
(2)  基礎工事、電気工事、ガス工事は別途工事となります。
安全性は?
(1)  ガスの配管があること、または配管工事が出来る場所。
(2)  ガス燈内装置(安全装置・自動点火装置)はAC100V電源を使用します。(手動点火及び電池点火の場合は不要)
ガス燈の保守は面倒では?
(1)  マントルの交換(破損した場合及び輝度の落ちた場合)
(2)  ガラスの清掃(年2〜3回実施したほうがよい)
     通常の保守は上の2件だけで十分です。
(3)  ガラスを交換したいとき(天蓋を外し、止め板を起こしてガラスを取り外す)
(4)  ノズルづまり(空気穴は状況を見て清掃。処置の仕方がわかりにくい時は電話でご相談下さい。)
点滅の方法は?
(1) 手動式    コックを開き、マッチなどでマントルに直接点火します。
(2) 自動式    スイッチをONにすると、ガス弁が開き、点火トランスが作動して自動点火します。 (AC100V電源使用)
(3) 自動点滅…  光センサー内蔵により周囲が暗くなると自動的に点火するものと、 24時間タイマーをセットして時間で点火するものとありますが、光センサーで点灯し、タイマーで消灯する方法が多くとられています。
回路図例

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